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Vol.71
人工知能 |
2023年08月01日 |
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技術の発達によって近い将来、私達の仕事の49%が人の手を離れて機械やロボット、コンピュータが代行すると言われています。
人工知能による車の自動運転、将棋や碁のプロと人工知能の対決、弁護士が人工知能の指示に従って判例や資料の収集を行っている現状など、目まぐるしく社会が変化しています。
こうした状況から真っ先に私の頭に浮かんだのは、今の幼い子ども達に対する進路指導です。鹿児島弁や津軽弁などの方言による音声入力でも事務処理がクリア出来る様になれば、専門知識を必要とするデスクワークの必要が無くなり、様々な分野の資格を取得しても宝の持ち腐れになります。
今の幼稚園児や小学生が社会人になった時のことを考えれば、高校・大学への進学や専門分野の選択を間違えると、働く職場が無いという事態を招きかねません。
とは言え、15年先、20年先の社会を見透かす事は難しく、取り敢えずは困難な局面に遭遇しても耐えられる、打たれ強い性格の持ち主に育てる必要があると思います。
その為には甘やかさず、誰とでもコミュニケーションの取れる柔軟で常識豊かな子どもに育てる必要があるのではないでしょうか。
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了 |
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菅谷 勝
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