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Vol.44
国際化と国内旅行 |
2017年09月14日 |
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私は毎日、新宿のコリアンタウンを横切って通勤しています。コリアンタウンと言っても、周辺に日本語学校や外国人向けの宿泊施設が多い為か、韓国に限らず、中国・インド・東南アジア・ヒスパニック・白人等、様々な国の人がいて、擦れ違う人の約半分が外国人なのです。こうした国際化の傾向は近年増大していて、日本人の感覚からすると信じられない様な光景も目にします。
私は子供達が成人の年令に達する頃まで仕事オンリーの日常でしたが、その後、海外旅行で4ヶ国を訪れ、改めて日本の風土や日本人の資質に気付き、以来、旅行と言えば日本オンリーです。
日本は今後、否応なしに国際化して国際結婚も増え、日本代表のオリンピック選手の中に様々な肌の色の人が増えることでしょう。
そこで思うのは、若い人はどんどん海外へ行って国際感覚を身に付け、逆に暴言を覚悟の上で言えば、中高年の人は国内旅行を中心にしたらと思います。
地方で遊び、宿泊すれば、農産・水産物の地産地消や、雇用の創出、地方自治体の財政改善等に寄与するのではないでしょうか。
人が動けば金や物も動きます。都市に集中した富を地方へ還流させる必要があります。格安ツアーもあることですし、中高年の人は是非国内旅行に。
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了 |
菅谷 勝 |
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