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Vol.63
コロナ禍と政治 |
2021年11月15日 |
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新型コロナウイルスの蔓延で、世界が大揺れに揺れています。
日本は地震、津波、火山の噴火、水害等に度々見舞われて来ましたが、今回のコロナ禍もこうした自然災害の範疇に入るのでしょう。米国、インド、ブラジル等のコロナウイルスによる死者の数を見ると、まさに人類対ウイルスの世界戦争が起きていると言っても過言ではありません。
その中で、日本は感染者、死者の数が少ないのですが、それでも国民の不満は、国や地方自治体の政治に向けられます。
私の住んでいる自治体では、ワクチン接種の申し込み方法が当初から一貫して電話とインターネットに限定されています。特に電話予約では、100回以上電話してやっと予約が取れた人がいる一方、電話申し込みに疲れ果て諦めた人もいます。
しかし、隣の自治体では、2回目から様々な方法に切り替えた事で、全国でも珍しい程、ワクチン接種が進んでいます。
図らずも今回のコロナ騒ぎでは、政治家のセンスと力量が試される事となり、私の住む自治体の住民からは、行政のトップに対して「所詮おぼっちゃん育ちで無能」、「次の選挙では支持しない」等の声が聞かれる様になりました。
硬直化した行政組織や社会の仕組みを動かすには、強い信念と行動力が必要で、その先に「その手があったか」と住民を感心させる様な政治家が今は必要なのだと思います。 |
了 |
菅谷 勝
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