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Vol.42
インスピレーション |
2017年02月01日 |
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私は「鬼平犯科帳」のエンディング曲「インスピレーション」(仏人ギタリスト・ジプシーキングス演奏)が好きで、携帯電話の待ち受け曲にしています。
インスピレーションには、「息を吸う」「示唆する」「妙案」「霊感」等の意味がありますが、ここでは「妙案」「霊感」のインスピレーションをテーマとします。
人生に悩みや戸惑いは付きもので、特に現代人は人生の節目や日常の仕事、家庭生活で他人には相談出来ない様な多くの難問にぶつかります。
その際に、「どうする…、どうする…」と思い詰め、自分を追い込んだ結果、ノイローゼに陥ったり、自暴自棄に走ったりするケースが多々見られます。
しかし、ある程度考えて答えが見いだせない場合、いったん頭を空にして次の機会を待った方が無難です。
私の場合は電車のつり革につかまって外の景色を眺めていたり、湯船に浸かっている時に「さて…」と思い返すとインスピレーションが働き、幾度となく難局を乗り切ることが出来ました。
人は皆、性格や考え方が異なるので一概には言えませんが、どうしても答えが出なければ開き直る事をお勧めします。開き直る方法は人それぞれで、サイコロを振るも良し、相手を蹴飛ばして(気持ちの上で)違う人生を歩むも良し。少なくともノイローゼになったり自暴自棄になるよりはベターな選択だと思うのです。
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了 |
菅谷 勝 |
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